日本の住宅で最も多く使われている屋根材が、スレート屋根(カラーベスト・コロニアル)。
軽くてデザイン性も高く人気ですが、実は塗装によるメンテナンスが必須の屋根です。
ここでは、スレート屋根に塗装が必要な理由と工事の流れを解説していきます。
🧱スレート屋根とは?(特徴と弱点)

スレート屋根は、セメントを薄く板状にした屋根材。
軽量でコストも抑えられるため、多くの住宅で採用されています。
しかし...
❗スレート屋根の弱点
・塗膜が劣化すると水を吸いやすい
・コケ・カビが発生しやすい
・反り・割れが起きやすい
・防水性が低下し、雨漏りの原因になる
つまり、スレート屋根は”塗装で守る前提の屋根”なんです。
🌤️スレート屋根に塗装が必要な理由
①防水性を取り戻すため
スレート事態に防水性はがありません。
屋根を守っているのは表面の塗膜。
この塗膜が紫外線で劣化すると、雨水を吸い込みやすくなります。
②劣化を防ぎ、屋根の寿命を延ばすため
塗膜が弱ると、
・反り
・ひび割れ
・コケの繁殖
が進み、屋根材そのものが痛んでしまいます。
③雨漏りを防ぐため
スレートの劣化は、雨漏りの大きな原因。
早めの塗装で、家全体の寿命を守ることにつながります。
④美観を保つため
色あせが目立ちやすい屋根材なので、
塗装で新築のような美しさを取り戻します。
🧰スレート屋根の塗装工程
①点検・診断
屋根の状態を確認し、
・ひび割れ
・反り
・コケ
・塗膜の劣化をチェックします。
👉屋根材の状態に合わせて、最適な塗料や工程を決める大切な工程。
※お客様への説明は写真や動画を使い、確認して頂きながら丁寧に説明する。
②高圧洗浄
長年の汚れ・コケ・古い塗膜をしっかり落とします。
ここが甘いと塗料が密着しません。
👉”塗装の仕上がりを左右する”超重要工程。
③下地補修
・ひび割れ補修
・板金の釘の打ち直し
・コーキング補修
など、屋根の弱点を整えます。
👉塗装前の「治療の時間」
④下塗りプライマー
スレート屋根は吸水しやすいので、
下塗りでしっかり塗料を密着させることが必須。
👉この工程が弱いと、すぐに剥がれる原因に。
⑤タスペーサー(スレート屋根特有の工程)
スレート屋根は、塗装で屋根材同士がくっつくと雨水が抜けなくなり、
逆に雨漏りの原因になります。
そのため、
・縁切り
・タスペーサー挿入
で水の通り道を確保します。
👉スレート屋根ならではの大切な作業
タスペーサーを入れないと、
・雨水が屋根内部の留まる
・屋根材の裏側が腐食する
・雨漏りにつながる
というトラブルが起きやすくなる。
だから、スレート屋根の塗装ではタスペーサーの有無が品質を左右するポイントです。
そもそも・・タスペーサーて、いったい何??(。´・ω・)?
🧩タスペーサーとは?
この黒い部品がタスペーサー


スレート屋根を塗装すると、塗料が屋根材の重なり部分(隙間)に入り込んで屋根同士くっついてしまうことがあるんだ。
そこで使うのが「タスペーサー」
これは屋根材の重なり部分に差し込む小さなプラスチック製のスペーサーで、
屋根材の間にわずかな隙間(通気・排水のための道)を確保する役割がある。
💡簡単に言うと
屋根の呼吸を助けるパーツみたいなもの。
塗装後もちゃんと水を流せるようにしてくれるんだ。
⑥中塗り・上塗り(仕上げの2回塗り)
選んだ塗料を重ねて塗り、
・色
・ツヤ
・耐久性
を仕上げていきます。
👉乾燥時間を守りながら丁寧に重ねるのが職人の腕🦾
⑦最終確認・お引渡し
細部までチェックし、
職人が完璧な状態でお客様にお引渡し。
